『幸せになる勇気』とは①

こんにちは、とーきびです。

今週もお疲れ様でした。

 

週末は雨で、気温の変化も激しいので体調に気を付けましょうね。

 

先週まで『嫌われる勇気』の感想をまとめていると、

自分の生活にも役立つことが多いことにあらためて気づくことが沢山ありました。

 

そのため、今週からは、

『嫌われる勇気』の続編、

『幸せになる勇気』についても、この勢いでまとめようと思います。

 

数年前にこちらも読んだのですが、

一番心に残っているのは、哲人がカウンセリングの際に使用する

『三角柱』のお話でした。

 

哲人は、悩みを抱えたカウンセリングを受けに来た方にこの三角柱を渡し、

3面のうち、各面に記載のどのテーマでも良いので話すように伝えます。

 

三角柱は、下記のように正面から見て側面が2面あります。

 

「1.悪いあの人」

「2.かわいそうな私」

 

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自分がこの三角柱を渡してもらったら、

おそらくこの2つのテーマで、哲人に話を聞いてもらいたいと思うかなと感じました。

 

ただ、自分の悩みについて、

確かにこの2つのテーマで話を聞いてもらいたいのですが、

気持ちは多少スッキリしても

根本的には悩みは解決しないのではと思います。

 

そこで残りの1面に記載のテーマになります。

 

これは三角柱を正面から見たら見えない面ですが、裏側に書いてあるテーマは、

「3.これからどうするか」

 

『嫌われる勇気』にも記載があった

「目的論」に通ずるものがあると思います。

 

過去の不幸な出来事で自分の人生が決定されるのではなく、

不幸な出来事に対しても「どのような意味を与えるか」によって、

不幸だった「過去」をも肯定し、

「いま、ここ」を生きる自分が、自分の人生を決定すると言っています。

 

自分も悩んだときは、

1,2については多少はきだしつつ、

「3.これからどうするか」

 を考えて、これからを楽しみに生きていきたいと思います。

 

 

それでは、みなさま良い週末を。

 

「悪いあの人」

「かわいそうな私」

 

そう。カウンセリングにやってくる方々は、

ほとんどがこのいずれかの話に終始します。


われわれが語り合うべきは、まさにこの一点、

「これからどうするか」なのです。

 

by 『幸せになる勇気』 哲人の言葉より抜粋

 

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

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