『嫌われる勇気』とは何なのか⑥

こんばんは、とーきびです。

週末は楽しく過ごせましたか。

 

いよいよ『嫌われる勇気』について、最後の記事となります。

 

アドラーは、どうすれば人は幸せを感じられるかという問いに、

所属する共同体に対して、

自分が「貢献している」と実感を持つことと説いています。

 

共同体は、会社でも、家族でも、社会でも、世界でも、

自分が所属する大小様々なコミュニティ全てを指しています。

 

今回は自分が所属する会社という共同体での幸せを考えてみます。

会社の場合、会社に貢献していると実感することが幸せを感じることになるわけですね。

 

 

ただ、ここで注意したいこととしては、

所属する会社の経営者から、

「『嫌われる勇気』の本に共同体に貢献することが幸せと書いてあるのだから、

会社に貢献しなさいと言われて貢献することや、

 

上司が部下に自発的に貢献するように仕向けているにもかかわらず、上司が

「私はやれと言っていない、あくまでも部下が自発的に貢献しようとしたのだ」

自発的な貢献の押し付けが行われている場合、

それは本人の幸せにはつながらないと言っています。

行き過ぎると、これはブラック企業や過労による自殺などにも繋がります。

 

そのような場合には、毅然とした態度で上司に反論することも大事かと思います。

 

自分の場合、

新入社員で入った会社では、とにかく上司と摩擦を起こしたくないと、

すぐに謝ったり、明らかに納得いかない理不尽な場合も反論しないなど、

上司に嫌われないように仕事をしていました。

 

そんな風に他人との摩擦を恐れている人に、

アドラー

嫌われることを恐れず、『嫌われる勇気』をもって、

幸せへと飛び出していくことを後押ししています。

 

さらに、

嫌われることを恐れ、

上司の間違いを指摘せず反論しなくなれば、

組織は衰退するとも言っています。

 

会社に限らず、自分の所属する共同体に貢献することで幸せを心から感じるには、

時には『嫌われる勇気』をもって、自分も上司・家族・友人に向き合い、

今後も繁栄し、お互いに幸福を感じられる共同体を作っていけたらと感じました。

 

嫌われる勇気 』の感想について長くなりましたが、

お付き合いいただきありがとうござます。

 

それでは、来週も頑張りましょう。

おやすみなさい。

 

幸せになる勇気には、

「嫌われる勇気」も含まれます。
その勇気を持ちえたとき、

あなたの対人関係は

一気に軽いものへと変わるでしょう。

by 『嫌われる勇気』 哲人の言葉より抜粋

 
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え