『嫌われる勇気』とは何なのか③

こんばんは、とーきびです。

今週もお疲れ様でした。

 

寒くなってきて体調不良の方も多いので、

栄養と睡眠をしっかり摂って、仕事のパフォーマンスをしっかりしていきたいですね。

 

ここ数日、会社で上司の方が体調不良で休んでおり、

もしかしたらメンタルから来る体調不良なのでは?

と心配しているこの頃です。

 

自分としては、新しい職場になってまだ2か月目で

正直、上司の方からは色々とまだまだ教わりたいところですが、

そんな時に、『嫌われる勇気』の「課題の分離」を思い出します。

 

上司が休みがちだから、

仕事が進まない、上司が休んでいるのだから、自分もちょっと体調が思わしくないので仕事を休みたいと思うこともあります(笑)

 

ただ、

上司に会社に来てほしいと思っても、

上司が会社に来ることは「僕の課題」ではなく「上司の課題」であり、

上司に出勤を強制せず、代わりに仕事の楽しさを伝えたり、

会社に来たいと思うように関わると良いとアドラーは言っています。

 

また逆に、上司の勤怠に影響を受けがちですが、

自分の仕事で結果を出すという「自分の課題」に

上司の影響を介入させてはいけない、

上司のせいで仕事ができない」というのは人生の嘘で、

仕事ができないことを上司のせいにしている」とアドラーは痛いところを突いています。

 

課題があった時に、これは「誰の課題か」を考えることで、

他人の課題に介入して、」こうしたらいいのに!」とヤキモキすることもなく

自分の課題に集中することができることから、この考え方は重宝しています。

 

 皆さんも、この「課題の分離」を色々な場面で活用してみてはいかがでしょうか。

では、良い週末を。

おやすみなさい。

 

われわれは

「他者の期待を満たすために生きているのではない」

by 『嫌われる勇気』 哲人の言葉より抜粋

 
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

『嫌われる勇気』とは何なのか②

こんばんは、とーきびです。

連休明け初日、お疲れ様でした。

 

昨日宣言した5日分の仕事が4日で終わらすミッションが、

なんとかなりそうで嬉しい限りです。

 

昨日に引き続き、『嫌われる勇気』の紹介をさせていただきます。

今日は人間の「悩み」に関するお話です。

 

皆さんは、何で悩むことが多いでしょうか。

自分の場合は、人より勉強やスポーツ、仕事があまりできないといったことや将来に対する漠然とした不安、またお金・経済力などで悩むことが多かったと思います。

 

この本では、人間の悩みには何があるかという答えを、

人間の悩みはすべて対人関係の悩み」と言い切っています。

 

ここで衝撃的だったことは、悩みはすべて対人関係という点でした。

対人関係に関係ないことも悩みになるのでは?と思ったのですが、

アドラー先生はその説明として、

宇宙に他者がいなくなり、自分一人になれば、あらゆる悩みも消え去るだろう」と説明してくださっています。

 

宇宙に他者がいなくなったら、自分はこれからどうしようと悩むと思ったのですが、

それはさておき、これを聞いて自分は、

対人関係の悩みが解決すれば、悩みは全てなくなる

と感じました。

 

ではどのようにすれば「対人関係の悩み」が無くなるかとというと、アドラー先生が言うには、

他人との比較ではなく、自分の理想と比較して向上することにより、

他人は仲間となって対人関係の悩みは減り、世界は安全な場所になる

と提案してくれています。

 

負けず嫌いの自分としては、人と比較することが多いのですが、

一時的に負けん気によって原動力が上がるのですが、

あるところまで来ると、何のために頑張っていたんだっけ?と思うことがあります。

 

昨日の目的論にも通じるところがあるのですが、

あるところまで来たら他人との比較ではなく、

自分の理想や目的と、現状の自分を比較してそのギャップを埋めることに

面白味を感じ、家族や仕事仲間にも応援されるようになることも幸せかと感じました。

 

アドラー先生は、悩みに向き合うことを「人生のタスク」と呼んでいます。

皆さんも悩みに向き合い解決する一つの方法として試してみてはいかがでしょうか。

ではお互いに、明日もいい日にしましょう。

 

さまざまな口実を設けて

人生のタスクを回避しようとする事態を指して

「人生の嘘」と呼びます。

by 『嫌われる勇気』 哲人の言葉より抜粋

 
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

『嫌われる勇気』とは何なのか①

こんばんは、とーきびです。

明日から仕事ですね。

 

今週は4日間なので短く嬉しいところですが、

タスク量は5日分あるので、今日は早めに寝て明日に備えます。

 

5日分のタスクを4日で終わらせる、という状況になった際

今日ご紹介する本を読む前は、

「今まで5日かかってたのに4日は厳しいでしょ」と正直思っていたのですが、

この本を読んでからは、

「5日かかる仕事を4日で終わらせる人に成長したい」と望み、努力すればなれる、と考えられるようになりました。

 

これだけ聞くとちょっとスピリチュアルに聞こえてしまうのですが、

今日はそんな風に考えるきっかけをくれた『嫌われる勇気』をご紹介します。

 

先ほどのように、

「過去に5日かかっていた仕事は、4日では終わらない」という考え方は、

やりがちではあるのですが、過去どうだったという「原因」から考える「原因論」です。

今までこうだったから、自分はこれからもこうだという考え方ですね。

 

それに対して、

「過去5日かかっていたが、4日で終わらせるようになりたい」という考え方は、

過去どうであったかは関係なく、

未来にどうなりたいかという「目的」を持てば、人は変われる

というアドラーが提唱した「目的論」です。

 

どちらの考え方が良い・悪いではないのですが、

過去どうであれトラウマでさえも関係なく、

目的を決めれば『人は変われる』

という可能性に満ちた「目的論」は自分にとっては衝撃的で、

選ぶなら「目的論」を信じて生きたいと感じました。

 

自分もそうだったのですが、

今までの考え方を変えていくことは、なかなかタフなことです。

 

本を読んで、

今までの自分の生き様を否定されたような居心地の悪さを味わうこともあるのですが、

それでもこれからどうしたいか、を考えるいい機会をくれたこの本には感謝しています。

 

まだ読んだことのない方は、一読の価値はあるのでおすすめです。

では、明日も頑張りましょう。

おやすみなさい。

 

あなたが変われないでいるのは、

自らに対して「変わらない」という決心を下しているからなのです。
多少の不満や不自由があったとしても、

いまのままでいたほうが楽なのです。

by 『嫌われる勇気』 哲人の言葉より抜粋

 
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

大好きな漫画『ヴィンランド・サガ』を紹介したい

おはようございます、とーきびです。

 みなさんは3連休はいかがお過ごしでしょうか。

 

今日は、最近アニメ化もされご存知の方も多いと思うのですが、

以前紹介させていただいた『プラテネス』の作者、幸村誠さんが描く

バイキング時代の大河とも言える『ヴィンランド・サガ』を紹介させていただきます。

 

こちらの作品も大好きなのですが、

プラテネス』が面白かったので『ヴィンランド・サガ』も読んでみようとなり

連載時から読んでいました。

 

「好きな漫画は?」と聞かれて、『ヴィンランド・サガ』と答えると、

「なにその漫画?」と言われ続けていたのですが、

アニメ化の影響もあり、知名度や人気が上がり嬉しい限りです。

 

この1000年も前に繰り広げられた、

今とは状況の異なる戦闘・略奪の時代の中にもあった、

今を生きる人たち同様の、愛憎や葛藤、成長が盛り込まれており、

何度も読み返したくなる漫画です。

 

興味のある方は、ぜひお読みになってください。

それでは、良い休日を。

 

よく聞けトルフィン。
お前に敵などいない。
誰にも敵などいないんだ。
傷つけてよい者などどこにもいない。
本当の戦士には剣など要らぬ。

by トールズ

登美丘高校ダンス部の感動を分かち合いたい

こんばんは、とーきびです。

ご無沙汰しておりました。

 

今日は、登美丘高校ダンス部について紹介させていただきます。

2017~2018年にかけて世間ではとても話題になりました。

 

皆さんは既にご存知だと思うのですが、

僕が初めて知ったのはつい先日で、

Youtubeを観ていておすすめに出てきたので、何気なく再生してからのドハマりです。

 

2017年日本高校ダンス部選手権にバブリーダンスで準優勝しており、

コミカルで切れのあるダンスも素晴らしいのですが、

 

どれほど練習してきたのか、

また、舞台で全力で表現する姿に、なぜか思わず泣きそうになり、

最近はほぼ毎日動画を観ています。

 

自分も全力で仕事もプライベートも取り組もうと感じております。

皆さんもぜひご覧になってください。

 

それでは、おやすみなさい。

 

今日なしうるだけの事に全力を尽くせ。

しからば明日は、一段の進歩あらん。

by アイザック・ニュートン 

漫画版「資本論」を紹介したい

こんばんは、とーきびです。

明日は「即位礼正殿の儀」でお休みですね。

 

そのこととはあまり関係ないのですが、

 今日は、カール・マルクス著「資本論」の漫画版を紹介させていただきます。

 

マルクス資本論は、高校の授業などで習った記憶がありますが、

実際の内容についてはあまり知らず、難しそうとイメージがありました。

 

ただ、資本主義社会を生きている自分としては、

教養としても知っておきたいと感じ、まずは漫画から、と読むに至りました。

 

漫画ならではですが、

主人公を中心としたストーリーを通して、資本論を学べます。

 

主人公は、始めはパン屋の労働者でしたが、友人と経営を志し、

今まで苦しめられてきた 既得権益を得る地主に対し一矢報いるお話には、

引き込まれるものがあり、またその中で経営の喜びと苦悩を知ることができます。

 

資本主義に警鐘を鳴らすところもあり、考えさせられますね。

 

そんな中、資本主義社会に生まれ、これからもその社会で生きていく身としては、

資本主義のルールの中で、スポーツと同じようにどれだけいい試合ができるか

考えて働こうと感じました。

 

みなさんも、自分たちが生きる経済のルールの中で、

どんな仕事がしたか、

仕事を通してどうなっていきたいか、

考えるきっかけにしてしてみてはいかがでしょうか。

 

それではまだ早いですが、おやすみなさい。 

 

豊かな人間とは、

自身が富であるような人間のことであって、

富を持つ人間のことではない

by カール・マルクス

 

資本論

資本論

 

名著 「人を動かす」を読んで

こんばんは、とーきびです。

今週もお疲れ様です。

 

また別の本を紹介したいのですが、

今日は、デール・カーネギー著、「人を動かす」をご紹介します。

 

言わずと知れた名著で、ご存知の方も多いと思います。

 

僕はといえば、この本を読むまでは、

有名なカーネギーさんはお二人いらっしゃるのですが、

同一人物だと恥ずかしくも勘違いしていました。。

 

今日はひとまず、そのおふたりの名言だけご紹介します。

 

どちらの方も、様々な経験から人を動かす術を体得され、実践されたのだと思います。

 

何度も読んでいるのですが、人を心から大事にすることに尽きるのかと思います。

エピソードから得た考察が多く、引き込まれ思ったより読みやすいのでぜひ。

 

それでは、おやすみなさい。

 

己より優れた者を周りに集めた者、

ここに眠る

by アンドリュー・カーネギーの墓碑

(鉄鋼王、カーネギーホール創設など生涯多額の寄付を行う) 

 

笑顔は一ドルの元手もいらないが、

1,000万ドルの価値を生み出す

by デール・カーネギー(「人を動かす」の著者) 

 

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版